12.3 必要性(太田)

先日の学年集会で勉強に意味があるのかについて話をしました。

私の人生に置いて今君たちが授業で学んでいる
古文、関数、英文、元素記号、年号などは
ほとんど生かされる場面はありませんでした。

では何故勉強するのか?

それは学ぶ内容には意味がなくても
学ぶということに意味があるからです。

君たちが知らないことをどうやって
自分の頭に叩き込めるかという方法を
学ぶことに大きな意味があるのです。

今後君たちは自分の興味のあることや
仕事関係の知識を頭に入れなければならないことがあると思います。

その時に今の勉強が役に立つのです。

どうやって自分の知識にしていくのかという方法を
今勉強することで身につけるのです。

これが私の考える勉強の意味です。

これはサッカーについても同じだと思います。

今君たちが毎日一生懸命練習して身につけている
技術・戦術・体力などはサッカー選手になるか
指導者にでもならなければ生かされないことです。

しかし、必死になって身につけようとしたその経験や努力は
どんな道に進もうと生かされるものです。

どうやったら上手くなれるのかどうしたら勝てるのか
それを必死に考え、努力することが自分の財産となります。

勉強にも練習にもそれを覚えたり身につけたりすること以上に
大事なことがあるということです。

勉強には意味がないとかこの練習の意味がわからないとか言ってる人間は
結局は自分がやりたく無いことの言い訳です。

一番大事なことは自分がやってきたことや、やっていることに
意味を持たせるような生きたかをすることだと思います。