先生、スタッフ、監督が
試合に出る11人を決める
それはプロになっても同じです。
Aというチームでスーパースターであっても
Bというチームではベンチにも入れない
これはよくあることです
理由は監督の好み、戦術、かもしれないし
クラブ事情で別の選手を使わざるを得ないからかもしれない
家庭を背負っていたりすればなおさら
何が何でも試合に出るために
監督のために頑張る
中学生のみんなは
なんのためにサッカーをしますか？
中体連で全国制覇をするために
その試合でピッチに立つために
日々練習に励んでると思いますが
一つ、勘違いしてはいけないことがあります
先生や監督に好かれるために
頑張る場面は必要かもしれませんが
僕個人的に一番大切にしている評価は
僕から見た一人一人の評価ではなく
その生徒に対するチームメートからの評価です
Aさんという生徒を評価するときには
Aさんの練習態度や先生への態度よりも
Aさんに対するチームメートの接し方、頼られ方を見て
日頃の行いがどんなものかを評価します
一番デリケートにならなければいけない評価は
先生からの評価ではない
チームメートからの評価です
そこの基準がずれている生徒は
応援されない
困ったときに、助けてもらえない
そんな生徒を
11人の中の一人として
使えるはずがありませんなぜなら、
その生徒を助ける味方はグランドにいないのだから
チームメートに遠慮されている生徒は
理不尽なことを日頃からまわりに押し付けているのだろう
チームメートに信頼されている生徒は
人が嫌がることを率先してやっているのだろう
チームメートの反応は素直です
誤魔化せません
どんなに先生の前でごまかそうと一人で頑張っても
まわりのチームメートは素直ですよ