昨日の新人戦、今日の練習試合共に
ドリブルで失うことが多くありました
現在日本のサッカーにおける
守備の鉄則は【球際の強さ】を強化する
と言われています
ドリブルをしている者や
考えすぎてボールを持っている者
迷いながらパスコースを探している者
などに対して
「強く守備にいく」
「体を当てにいく」
という指導が主流となっています
逆にいえば
翔洋が攻撃をしているとき
(自分がボールを持っているとき)
勢いよく相手守備者が自分に向かってくる
ということです
昨日と今日はそれに捕まってしまいました
練習で行っているリターンパスやクッションパス
などはそうした球際にくるアプローチから逃れるために
【前向きの視野が確保できている味方選手】
を積極的に使っていこう
というねらいから行っています
良い判断をするためには
相手の様子やまわりの状況がわかっていないと
いい判断・パフォーマンスはできません
~最近の試合で、こんな選手がたくさんいます~
せっかく前向きにボールを持っているのに
後ろの選手にパスをしてしまったり
相手やまわりの状況がわかっていないのに
無理やり前を向こうとしたり
自分の視野が悪く、後ろの味方にボールを預けたのに
自分が体の向き(前向きになる体の向き)を
作ろうとしなかったり
サッカーはミスが多いスポーツです。
だからこそミスを減らす工夫が必要になります
・体の向きだったり
・キックの精度だったり
・声かけだったり
そして、ミスを起こさせるアプローチから逃れるためには
テンポのよいボールさばき
が必要になります
特に自陣(DFライン)から相手ペナルティエリア手前くらいの中盤のエリアまでは、2タッチ以下くらいでピシッ、ピシッとボールを動かすことが必要だと私は考えています
ドリブルの仕掛けは
・相手ゴール前(倒せばファールになるから相手は嫌なはず)
・高い位置(相手陣地)のサイドハーフのエリア
こそ積極的にやるべきだと思います
当然、そのときの状況にもよりますが
何をするにしても
まわりの状況(相手、味方、スペース、時間帯)を考えた
プレーの選択
ができる選手が増えてほしいと思います
来週からは3年生の面談が始まるため
グランドにいける時間が短くなります
みんなで協力して
上記のようなことを意識して
狙いを明確にした練習を
それぞれが行ってほしいと思います