毎日の練習は君達の能力を高めることであると同時にライバルとの競争の場である。
試合に出たい、強くなりたい、上手くなりたい、この想いがすべての活動の原動力です。
公式戦が始まれば試合に出られない悔しさで頑張り始める人もいるでしょう。
しかし、その時はもう遅いのです。
スポーツとはそういうものです。
私は中学生にも同じ話をしたことがあります。
君達が来年の選手権予選の1回戦で負けたことを想像してみてください。
その時に、スポーツの神様が来てもう一度だけチャンスをくれて1年前に戻してくれた。
今がそうだとしたら、それでも君達は今と同じように過ごしますか。
そうではないと答える人がほとんどでしょう。
まだまだやれることは自分が一番知っています。
負けて気付くチームが99%。
君達もその中に含まれてしまうのか。
それとも1%のチームになれるのか。
忘れてはならない先輩たちの姿。
そこに何を学んだのか。
忘れないように何度も映像を見ればいい。
仮にどこで負けようとも
「やれることはすべてやった」
そう思えるような1年にしよう。