持久走 (太田)

今日は持久走を行いました。

スタート直後は間に合わなかった人が本数が進むにつれてタイムに間に合うようになっていきました。
普通では考えられないことです。
これこそ、チームスポーツの素晴らしさ、チームスポーツの力だと思いました。
自分の力ではどうすることもできなかったことが仲間の支えや仲間と一緒に頑張ることで克服できる。
自分のために頑張る力など小さなものです。
しかし、仲間のためにチームのためにという思いがその人の力以上の力を引き出すのです。
自分のミスで自分の甘えでチームが負けてしまうという思いが本来の自分の限界を突破していくのです。
仲間のためにという思いが自分の限界を突破し、そしてその力がやがて自分の力となる。
そうやって、仲間のために、チームのためにと思える人は成長していくのです。
だから、自分のことしか考えられない人は成長しないのです。
学校生活や授業態度も同じです。
自分の行動がチームに迷惑をかける、自分の行動でチームが負けると思えばどんなことでも頑張れるはずです。
チームのためにという思いを全員で大切にしていきましょう。
持久走で間に合った時と1秒間に合わなかった時の苦しさは違いますか?
大変さは変わらないはずです。
でも、この1秒が勝負を分けるのです。
サッカーというスポーツには勝者と敗者がいます。
勝ったチームは大変で負けたチームは楽だったのでしょうか。
違います。
どちらのチームも苦しかったはずです。
苦しさは変わらないのに結果は天と地ほどの違いがあります。
その違いがこの1秒にあるのです。
勝つチームはこの1秒にこだわるのです。
最後の最後に相手の前に出る、その気持ちと、その1歩が勝利を掴むのです。
やるからには勝ちたい。
勝つためにその1秒、その1歩にこだわっていきましょう。